感染拡大に染まった厳しい一年となった 2020年が終わり、続く 2021年は、AP&T にとって記録的な年に思えます。スウェーデン・ウリーセハムンを本拠地とする同社は、世界各地の顧客向けに、板金およびその他の材料の成形の生産ソリューションを開発および生産しています。転換期は早くも、昨年末に訪れ、それ以来、同社の製品やサービスへの需要は指数関数的に向上の一途を辿ってきました。今年に入ってからこれまで、AP&T は、10億スウェーデン・クローナ以上の受注がありました。  

「このプラス成長は、市場全体の回復が一因となっている。しかし、過去数年間で新しい製品やサービスの開発に行った大規模な投資もその一因だ。特に、持続可能でエネルギー効率の高いソリューションへの需要が伸びている。1つ例を挙げれば、油圧式サーボプレスだ。これで、従来型の油圧プレスと比べ、エネルギー消費が 70% も抑えられる。」と、AP&T 社最高販売責任者のクリスチャン・コロシェツ博士(Dr. Christian Koroschetz)は述べています。


今年強みをみせた製品分野の一部には、鉄鋼のホットスタンピング、アルミニウムの熱間成形、板金の冷間成形、熱交換器プレートの成形およびタンデムやトランスファーライン用の自動搬送機の製造ラインがあります。AP&T 顧客の多くは自動車業界ですが、今年は、中国、北米、ヨーロッパ、韓国およびインドの OEM およびティア 1 サプライヤと、新しい協働体制が数多く始動しています。AP&T のアフターサービスも上向きとなっていますが、これは一部に、顧客が優れた性能を生涯保証され安心が得られる、保守保全契約への需要が上がっていることに起因しています。これは現在、AP&T にとって将来の成長分野です。 


「私たちを信頼してくれたすべてのお客様に謝意を述べたい。すばらしい 2021 年を支えに、私たちは、持続可能な製造ソリューションの開発により、将来の成長と投資を続けていくだろう。これが私たちのお客様にとって長期にわたる、持続可能な価値を提供することになるのだから。」と、クリスチャン・コロシェツ(Christian Koroschetz)氏。

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