AP&Tは60年以上にわたり、板金成形業界向けのプレス、オートメーション、金型、完全な生産ラインを開発してきました。世界中の幅広い業界のお客様とともに、エネルギー効率の高い生産、材料廃棄の削減、優れたライフタイムパフォーマンスを実現する、持続可能な生産ソリューションの提供に取り組んでいます。
お客様の成功を支援するという姿勢のもと、私たちはOne Responsible Partner®として、設備のライフタイム全体を通じて必要となる専門知識、製品、サービスに責任を持ちます。お客様に持続可能な収益性と安心をお届けします。
お客様のニーズに合わせて、完全な生産ソリューションの開発、納入、据え付け、統合、保守、改良を行います。中核となる専門知識を一か所に集約しているため、窓口が少なく、プロセスが円滑になり、成果に責任を持つ一つのチームが対応します。
業界をリードする経験と長期的な視点を組み合わせています。設備の耐用期間を通じて最高の性能を維持できるよう、予測可能なコストと、必要なときに頼れるサポートを提供することを目指しています。
お客様と緊密に連携し、ともに成長していきます。革新的な技術と持続可能なソリューションへの投資を通じて、すべての関係者の競争力と収益性の向上につながる基盤を築きます。私たちの成功はお客様の成功にかかっています。お客様の事業がどこにあっても、最良のビジネスパートナーを目指します。
AP&Tは、欧州、アジア、北米に販売・サービス拠点を展開しています。お客様のいる場所で事業を展開する。それが私たちのシンプルな理念です。現地に拠点を置くことで各市場への理解を深め、お客様に適したソリューション、製品、サービスをよりスムーズに提供できます。
現在、AP&Tは板金成形設備メーカーとして世界的に認知され、自動車業界をはじめとする多くの大手企業とパートナーシップを築いています。その始まりは60年以上前、スウェーデンの地方にあった3つの小さなエンジニアリング会社でした。
1964年、金型メーカーのVIBABが、ウルリセハムン郊外の小さな町ブリズベリで、Stig GunnarssonとJan Merlanderによって設立されました。同社は1974年にJunga Verkstäderに売却され、1980年にはTord AnderssonとJerker Anderssonが事業を引き継ぎました。
1964年、Bertil Åbergはスモーランド地方にあるラーガンでLagan Pressを設立しました。同社はスウェーデンで初めて油圧プレスを製造した企業の一つとなりました。
1970年、Lagan Pressの従業員だったHåkan SallanderとBertil Jonssonは独立して製造を始めることを決め、ヴェステルイェートランド地方のトラネモにTranemo Hydraulmaskinerを設立しました。
1970年代から1980年代にかけて、3社は競合していましたが、それぞれ異なる強みを築いていました。Lagan Pressは深絞り、Tranemo Hydraulmaskinerは大型プレステーブルを備えたプレス、VIBABは金型とオートメーションを専門としていました。
1989年に各社の事業が統合され、AP&Tが誕生しました。設備全体に責任を持ち、1社のサプライヤーとして完全な生産ラインをお客様に提供することを目指したのです。この理念はOne Responsible Partner®と名付けられ、現在もAP&Tの大きな競争優位性の一つとなっています。創業当初から、国際市場で競争することを目標としていました。
1990年代、AP&Tは製品のモジュール化に着手しました。開発と設計では、少数の基本モジュールを組み合わせて多様な製品を構成することに重点を置きました。モジュール化によって製品の設計と生産を迅速化できるようになりました。また、サービスが容易になり、製品の改造や再構築の可能性も広がりました。
AP&Tのソリューションへの需要は、特に家電製品やコンピューターケースのメーカーを中心に急速に高まり、売上は3倍に伸びました。同社はドイツ、米国、デンマークに自社の販売・サービス会社を設立しました。1991年にはイタリアのNORDAを買収し、1994年にはスウェーデンのTalent ABが加わりました。
2000年代、AP&Tは熱交換器用プレートや屋根排水・換気用部品の成形設備サプライヤーとして大きな成功を収めました。しかし、真に大きな成長を遂げたのは、2000年代半ば以降のホットスタンピング分野です。AP&Tは自動車業界をリードする世界的な知識パートナーとなりました。また、英国、日本、ポーランド、中国に拠点を設け、2000年代を通じて国際展開をさらに強化しました。2009年、AP&TはFairford Holdingsに買収されました。
2014年、AP&Tの本社、生産部門、開発部門を備えた新施設がウルリセハムンで開設されました。同年は、最初の油圧プレスの製造とAP&Tの金型製造開始から50周年にあたります。同社は、軽量化、安全性の向上、エネルギー効率の改善を目的とした材料と工法の開発に注力するグローバル企業へと成長しました。
2014年以降、AP&Tはインダストリー4.0に沿って製品ラインアップを発展させ、画期的な製品を複数発表しました。アルミニウム部品の熱間成形を実現する独自のプロセス技術は、2017年のAltair Enlighten Awardを受賞しました。また、高い性能と極めて低いエネルギー消費を実現する、新型のサーボ油圧プレスも発表しました。さらに、製品開発、生産、販売に関する新たなグローバルパートナーシップを通じて、事業基盤を強化し続けています。
2020年代初頭、パンデミックやエネルギー価格の上昇、世界的なサプライチェーンの混乱にもかかわらず、AP&Tの受注は大幅に増加しました。主な要因は、熱交換器用プレートおよびホットスタンピング向け生産ソリューションへの強い需要でした。AP&Tは2023~2024年、ホットスタンピング分野でも大きな前進を遂げました。AP&T® SkyLinesは、自動車業界で急速に高まる、複雑な設計の大型一体部品を合理的かつエネルギー効率よく製造するニーズに応えるために開発された生産ラインです。同時に、複合材料製品の生産に向けた新たなラインソリューションの開発も進め、長期にわたって安心かつ収益性の高い生産をお客様に提供することに重点を置いたサービスを拡充しました。
もちろん、今後60年間に何が起こるかを予測することはできません。開発は絶え間なく続き、ニーズや課題も常に変化しています。ただ一つ確かなのは、強固な基本理念は変わらず受け継がれるということです。そして、より良いものを目指してお客様とともに取り組む私たちの原動力であり続けるのが、探究心です。